武蔵ニュース

熊本地震後のもの忘れについて

2019年11月8日第38回日本認知症学会学術集会(東京)にてポスター発表を行いました。

「 熊本地震後のAβ排泄関連バイオマーカー変化及び海馬体積減少における性差」

Sex differences in biomarkers related to Aβ clearance and in the decrease of hippocampal volume after The 2016 Kumamoto Earthquake of magnitude 7.3

当院では認知症の予防目的でMCI(軽度認知障害)スクリーニング血液検査を行っていますが、熊本地震後の約1年間で検査結果の陽性率が上昇していました。この検査は血中の3つの蛋白質(ApoA1、TTR、C3)を測定することで、脳内の異常蛋白質アミロイドβ(ベータ)蓄積の可能性を調べます。アルツハイマー型認知症の早期発見と予防に適しています。また頭部MRI検査VSRAD分析で熊本地震後に記憶と関係の深い海馬部分の体積減少が確認されました。さらに地震被災後のストレスを伴う環境でのMCIバイオマーカーに性差が認められました。最新の全国での研究では脳内にアルツハイマー病の原因物質が蓄積していて、認知症の前段階といわれるMCIと判定された日本人の6割が、3年以内に認知症に進行したとの結果を、東大など38の研究機関のチームが発表しました。

 

2019年3月28日国際学会 AD/PD 2019(リスボン) にて筑波大学内田和彦准教授との共同研究として口頭及びポスター発表を行いました。

Altered serum levels of proteins involved in Aβ clearance in the aftermath of The 2016 Kumamoto Earthquake ~熊本地震後のMCIリスク上昇とアミロイドβ排泄に関与する蛋白質の血清レベル変化について~

当院では東京医科歯科大学特任教授朝田隆先生のご指導にてMCIや認知症の早期発見に取り組んでいます。また地域の医療機関等や筑波大学、熊本大学、国立精神・神経研究医療センターのご協力にて認知症予防の研究も継続しています。

 

もの忘れがご心配な方は、先ずはお電話でご相談ください。

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